最近自転車を買いました。電動アシスト付の威力がすごいです。運動不足の体のリハビリにちょうど良い負荷にしてくれます。いや、全面的に頼ってしまっているのか。
マイクのように颯爽とした感じではありませんが、田舎のくせに道が狭いので車に気を付けながらペダルをこいでいると気分はNYC!! “Safety first”で通勤です!
ではシーズン1第12話!
※注:以下、ネタバレあり。
SUIT/スーツシーズン1第12話「ルール遵守」
あらすじ
タブロイド新聞経営者の遺産相続案件。相続人マディソンとケルシーは異母姉妹で険悪な仲。遺産は新聞社を含め10社あり、遺言ではそれを姉妹に平等に分けて仲直りして欲しいとのことだった。ハーヴィーとルイスは姉妹それぞれの分割協議を始め、対立する。一方、マイクはジェニーの希望でレイチェルとダブルデートをすることになる。
NBCユニバーサル・エンターテイメント SUITS公式サイトより
しょっぱなからジェニーにレイチェルとの仲を疑われるマイク。そう、前回の終わりでルイスが余計なことをジェニーに言ってましたね。そりゃあんな感じで言われたらジェニーも不審に思うわ。で、ダブルデートしようって。海外はダブルデートって結構するもんなのでしょうか。いや、日本でも結構あるんでしょうか??私がしなかっただけか???
とにかく、ジェニーが面倒な女だなぁと思い始めました。
話し合い = 争い
遺産分割協議を任されたハーヴィーとルイス。仲の悪い姉妹を一人ずつ担当して穏便に完了するようにとジェシカから言われましたが、のっけから全然穏便じゃないですね。臨戦態勢です。
初ミーティングで姉妹それぞれの立場を自分たちに重ね合わせ、話し合いのはずが勝負へ。
「遺産分割協議に勝敗はつかないでしょ」と口をはさんだマイクへ2人一緒に「つく」と回答。そういうところは気が合うんだけどねー。
ルールを決めて、対決スタート!
1.査定は第三機関に任せる
2.ジェシカに頼らず堂々勝負する
3.”情報の壁”を作る お互いに作成した書類を見ないこと
思い立ったらすぐ約束。
そうそう、ハーヴィーの元上司キャメロン・デニスに会ったんだった。うっかり書き忘れていました。事務所内では検事補だったことを隠しているハーヴィー。なにかあったんだねー。
会ったその日に夕食だ!と言われて応じるところ、出来る男はスケジュールもスマートに調整。思い立ったらすぐ行動できるかどうかが肝ですよね。
会食場所の店でまちぶせされたハーヴィー。アレキサンドラはキャメロンを調べ上げて失脚させようとしている?ややこしい状況らしく、ハーヴィーが大陪審によばれるかもしれないと。あー裁判に呼ばれるより手が悪いです。
キャメロン役の俳優さんは”The Good Wife”に出演していました!
詳しくは下記参照。
巻き込まれた?いつもと違う様子に勝手に心配になる。
ぼんやりした顔の演技って難しいですよね。ぼやーっとしてるなんてハーヴィーらしくないけど、そんな表情もすてきです。
ハーヴィーとキャメロンが会うことをマイクから聞いていたドナ。ハーヴィーがいつもと違うのでやや心配の様子。ドナも内情をしっているんですね。どうやらキャメロンは大分腹黒い男の様です。
触れられたくない過去を蒸し返されることになりそうで、ハーヴィーは遺産相続どろこではなく、こちらはマイクに丸投げ。マイクは最高の取引をしてみせると言ったけど、ルイスはわざわざルールを明確にさせるくらいなので、簡単じゃないだろうなぁ。
早速マイクはルイスと相続問題の協議。マイクはルイスにあっさり狙いを見破られ、まったく話にならずに終了。そうなんです、こういうシチュエーションにルイスは強いんです。それにしても厭味ったらしく「上司へのクレームはないか」とか聞くところ、ホントいや!
師弟や男女。人間関係いろいろ
ジェシカはハーヴィーを呼び出して半ば尋問のようにキャメロンとの関係について質問。ハーヴィーは何かあった様子はみせるけど「彼はメンターだ。絶対裏切らない」と詳しい話をせずに話は平行線。守りたいジェシカと裏切りたくないハーヴィー。いつも言い合いになったりするけど、今回はなんだか様子が違うような…二人の関係にも影響が出たりするのでしょうか?
ジェシカは納得しないまでも、ハーヴィーの弁護をしてできるだけ守ると。師弟愛なのか絆の強さを感じます。ジェシカかっこいい。
マイクは気の進まないダブルデートに。ジェニーは楽しそうにしていたけど、マイクはあからさまに気乗りしてませんが、気づいてない??で、結局レイチェルへのマイクの態度にジェニーが怒りだして、自分とレイチェルのどちらを選ぶか考えてと言いだす始末。ある意味ダブルデートしたかいがあったということなのか…。マイクは茫然としてましたね。
それにしても人間関係っていろいろですね。だから面白いのです。
攻撃が最大の防御。のはずが。
ハーヴィーはアレキサンドラに呼ばれてキャメロンの悪事について証言録取されることに。そこはジェシカが迫力満点でがっつり防御。女同士ってなんだかヒヤヒヤする。
「彼と親しかったんですか?」
っていう質問は、さすがにそれぞれの人によるから答えられないですよねー。
ハーヴィー自身に質問になると雲行きが怪しくなり最終的には黙秘権を行使することに。こりゃどうしたもんでしょうか。ハーヴィー大丈夫かしら。いつもの攻撃的なスタンスになれていません。
録取の後、マイクへルイスに負かされたことを確認に行くと、マイクがミスっていたことが判明。が、ルイスの手口もわかったのでハーヴィーは叩きのめす!って!かっこいいわー。
雰囲気でそれを感じ取ったジェシカに「ルイスとは仲間」とくぎを刺された際、「キャプテン&テニール?」と比喩しましたね。キャプテン&テニールは70年代のアメリカのポップスグループだそうな。そりゃマイクは知らないですよね。私も知りません。なぜ「彼(ルイス)がテニール」といったのか。それはキャプテンの方がプロデュースしてテニールがジャズ活動をしていたためのようです。ハーヴィーがプロデューサーで踊らされるルイスといった感じですかね。
それよりジェシカはくぎを刺しに行ったわけではなく、証言録取によばれた件の状況が悪くなり、証言するように説得するためでした。ハーヴィーは頑なに証言しないと。…どうするのかしらね。
ハーヴィーとの打ち合わせの後、マイクは前回と同じように失敗を犯すふりをしてルイスに罠をしかけました。が、これは吉と出るか凶と出るか。だって同じ失敗するって思っているかな??攻撃は最大の防御というけれど。
芯の強さ。みんなが見せ合うので平行線ばかりです。
ハーヴィーはキャメロンと直接話をして取引の説得。が、キャメロンも頑なで話になりませんでした。あぁいう世界で生きていたらやっぱり自分に芯がないとだめですよね。だからみんなが頑固に見えますが仕方ない気もします。
さて、遺産相続の件は姉妹揃って契約書にサインして協議完了。ルイスがマイクの罠にはまったと思っていたら、まさかの!ルイスはマイクの2手先を読むとハーヴィーが言っていたように、大逆転されてしまいました…
ハーヴィーの立場が危ういと聞いたドナ。持っていた書類をジェシカに託し、ハーヴィーを助けてほしいとお願い。こちらの上司・秘書の関係もなんだか絆が強そうです。素敵な関係だわー。
その書類をもってジェシカはキャメロンのところに。が、キャメロンはハーヴィーからの進言通りアレクサンドラと取引したと。が、取引しなおせと笑顔で脅迫。やっぱり女って怖い。いや、ジェシカの目力のせいか?
ジェシカはそのまま証言の準備をしていたハーヴィーの元へ行き、必要ないと報告。
その時に見ていた書類でキャメロンの証拠隠蔽のせいで無実の少年に有罪判決を出してしまったことに気付くハーヴィー。果たして冤罪で服役中の元少年を救い出せるか??
マイクはレイチェルとお互いに気のあるような接触(?)をしないと約束。ジェニーがさーうるさいからさー。いや、もともとはレイチェルがマイクに誘われたときに断っていたのがいけないんだぞ!ジェニーが面倒なんじゃなくて、レイチェルがいけないんだな。
次回でマイクとジェニーはどうなる?
シーズン1、ラストです!!!
今回のゲスト俳優
ゲイリー・コール Gary Cole
ハーヴィーのメンター、キャメロン・デニス役。
Amazonでも見られる「The Good Wife」に出ていました。主人公の上司の彼氏(のちに夫)として。日本ではなかなか描かれない熟年男女のお付き合いですが、アメリカではどんどん出てきますよね。彼氏役、素敵でした。
ここではあまりいい役ではありませんが、デスパレートな妻たちにも出ていたようで。デスパレート、見たことないのでみたいなー。プライムにならないかなー(懇願)